【OTC薬の購入先】薬局・ドラッグストアの牙城にコンビニ、ネットが進出 : 薬事日報ウェブサイト

>買った薬が効かなかったときの対処では、「医師の診断を受ける」が73・9%で7割を越えた。次いで「その薬がなくなるまで使い続ける」が16・1%で、「薬局の薬剤師や店員に相談する」は4・5%だった。


「薬局の薬剤師や店員に相談する」は4・5%だったと低いのは、
1、薬剤師に医薬品説明力がない、
2、相談すると推奨品(利益が取れる品)しか進めてこない。
3、風邪の症状をそうだんしても、症状が違うのに薦められる薬がいつも同じ(利益の取れる薬しか進めてこない)
4、態度が横柄
5、そもそも売り場に薬剤師がいない
6、薬剤師がレジに入っていて相談できない
7、薬剤師が棚替えに終われて相談しにくい。
8、薬剤師が品出しに夢中。
9、相談しても目的の薬が店のどこにあるか知らない
10、売り場にない薬を取り寄せてもらえない
てなところだろうか。

1 まず1だが薬剤師として論外だが高齢薬剤師にいたりする、マレイン酸クロルフェニラミン製剤に予防効果があるといって販売しているのを花粉症シーズンに見かけたときには閉口した。「早めの服用開始が効果的」だそうだw進めていたのはノンブランドの薬だった。絶対に推奨品など粗利の取れる商品に違いない。
ほかにステロイドの塗り薬の強弱を説明できない。
病院の薬との併用に関してアドバイスができない、などなど。

2 推奨品だがこれは大手ドラッグでよく見られることです、相談しても本部が決めた推奨品しか薦めてこない。
こんなんじゃ、相談するだけ無駄だというふうに思われても仕方がない。これは薬剤師も悪いが、利益が取れる商品を勧める様に強く管理する本部の存在が大きいと思われる。
個人の推奨品の販売金額を全店ベースでランキング化して競わせたりされた日には、店舗の薬剤師は売らざるを得ないのである。
ひどいドラッグでは推奨品が売れなかった場合、反省文を書くように言われるは、本部に呼びつけられて詰問されるのだ。特に時給が高いドラッグは注意。良心のある薬剤師はそういう職場に長く勤めることができないので薬剤師の離職率が高い。

3 2と同じで推奨品の縛りがあるため風邪の症状にあわせて薬を選ぶことができず、推奨品しか勧められない。

4 薬剤師が不足してたときに就職した高齢薬剤師に多い、なまじ高齢なだけに店舗の一般社員が口出しできない。
  これは病気にでもなってもらってやめてもらうまで無理かも。

5 論外だが、薬剤師がいなくても薬を売っているチェーン店はいまだにある、保健所が来たときは、今日は会議や研修に行っているというようになど保健所対策マニュアルが存在するところすらある。

6 経営が厳しいので・・・・ね。

7 季節の移り変わりや商品の入れ替えに伴って年に数回も行われる棚替え、人時が不足しているので当然薬剤師も投入される、残業時間を削るため営業時間中に行われることが多い。当然相談しにくくなる。これは本部の仕入れ担当が各医薬品メーカーに全店の棚の場所を決めるにあたりリベートをもらっていることに由来することが多い。よい製品が手に取りやすい位置に来ているとは限らず、推奨品やリベートをもらったメーカーのものが陳列されている。

8 『残業できないんですよ、時間内に発注、納品しないと』・・・・という会社目線の言い分です。

9 パートの新入り薬剤師だったり、そもそも憶える気がない腰掛け薬剤師だったり、視力が悪い高齢者だったり。

10 発注の方法がわからない、定番商品以外の薬は注文するのがめんどくさい、推奨品を売りたいから などなど


雇われる側の薬剤師としては自由に薬を販売できる職場は皆無な状況なのです。(特に社員薬剤師)
私は幸いにして相談する相手に一番あっている薬を販売するよう上司から指示されているので職場に恵まれています。
結果として薬局の売り上げは、ちょっと時間はかかりますが、そういう販売スタイルのほうが伸びます。
ただ、大手ドラッグ企業としては数年というスパンではなく、今年という短いスパンで予算達成しか考えていないので店舗にその圧力が強くかかっているところが非常に多いです。

相談の仕方としては
AとBの違いを教えてください
とか、
Aと同じ効き目で安いものはありますか?
とか、すべて店員に任せるのではなく必要な情報を問う形で相談するのがよいでしょう。
それでも推奨品しか勧めてこない場合もあります、その場合はつっこんで、
たとえばパブロンSと比べて具体的にどのように、どの効果が優れているのかなど質問するとよいです。
推奨品が本当に優れている場合もありますし、単に利益が取れるからという場合もあり化けの皮がはがれます。

個人薬局の場合は利益の取れる薬、チェーンドラッグストアの場合は本部が決めた推奨品の薬しか勧めてこない現状では、薬剤師に相談して買おうという患者の割合が伸びるわけがありません。

「薬局の薬剤師や店員に相談する」は4・5%

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