薬の値段

薬の値段は高い。
これは相談料が価格に含まれているからだ。

商品を右から左へ売るのと違い、場合によっては10分以上を超える相談を受けても粗利が100円というのでは営業してられない。

そのため粗利が高い。

しかもその粗利の高さに拍車をかける状況がメーカー統制価格である。
ビタミン剤など定期的に購入する製品の一部で価格がメーカーによって統制されている商品がある。
この推奨値段より低い値段で売るとメーカーがすっとんでくるのだ。

たとえばコンドロイチンZSだ、大手ドラッグのどの店に行っても価格は±100もない。
ほとんど同じ価格だ。
一番大きなお徳用がドラッグストアの売り場だと9500円程度、ネットだと4980円とか半値近くで買うことができる。

これじゃあ、ネットに流れるのも当たり前だし、薬をネット販売するべしという声もあたりまえだ。

そもそもドラッグストアは個人の薬局より薬の価格を安く販売することで、個人薬局を潰して大きく成長した、だがここにきて薬の値段を上げる方向に舵を切っているように見える。
コンドロイチンZSを店売りで安く販売していたところも過去にはあった。

ネット販売が成長する可能性はあるが、ネット販売は店舗販売と違いライバルとなるお店がおおいため価格競争がすさまじい、仕入れの値段を知っているだけに、あの販売価格じゃ利益が出ないよな。

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