二葉町の病院でPDR-101の測定結果が19.9マイクロシーベルト以上




福島県の病院で、患者を大量に残し病院スタッフのほとんどが逃げ出したことが報道されていた。
 
医療関係者なら放射線の危険を理解しているだろうからたいした量でもないのにパニックになって逃げ出すなよって思っていたら・・・・。
 
 
http://mphoto.sblo.jp/article/43820834.html
 
によると
双葉町内にある病院内の放射線(γ線)が19.9マイクロシーベルトと測定機器の上限で振り切れています。
 
上記、記事中にはPRD-101と記載されていますが
 
正しくはPDR-101です(http://www.orixrentec.jp/cgi/tm/detail.cgi?id=800794&route=)
この機器ではかれるのはγ線のみです
 
この記事を見て放射線科からもれ出ているんだといっている人もいましたが、
さすがにこの値はありえません。
振り切れている、ものすごくヤバイというイメージをあたえる、オーバーだという人もいます。
 
ちょっと考えて見ましょう。
 
さて振り切れているから数値がどのぐらいなのかわかりませんが、
20マイクロシーベルトとしましょう。
24時間で480マイクロシーベルト
つまり約0.5ミリシーベルトです。
 
いくら放射線科があるからってこんなの多すぎです。
レントゲン技師の被爆許容量は妊娠可能な女子の場合で
5年間で100mSvが法律で許されている最大限の被ばく線量です
 
※ちなみに日本人の年間被ばく線量は2mSv

レントゲン技師5年許容量を200日で浴びてしまう計算です。
 
この数字の意味がわかる医療関係者だからこそ、
 
上限値がわからない恐怖もたされ、
 
数人の職員をのこしみんな逃げ出してしまったのでしょう。
 
院長は自衛隊を呼びにいったら病院に戻れなくなったといっていますが、
 
記事中には規制もなく自由に入っていけたと書いてあります。
 
どちらが本当なのでしょうか?
 
200日底に滞在するわけじゃないし、患者移送が完了するまでのほんの数日残っても被曝量は許容範囲内だろうと判断にいたらず、パニックになって患者をおいてスタッフがみんな消えてしまったのは残念です。

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